万物は流転し、人の心は移り変わり、すべては諸行無常。
でもそんな中、唯一の「絶対」があります。それは「死」。
みんな、いつか、死にます。これは絶対。
そこで、「死」以外の「絶対」って何かあるかなーって考えると、
私は、「美」とか「真理」というコトバが思い浮かびます。
じゃあ、「美」とか「真理」ってどこにあるかなーって考えると、
私は、「自然」や「芸術」の中にあると思います。
芸術について思いをはせると、いわゆる古典やクラシックと呼ばれる作品は、
人間の歴史に長く残され続けてきた作品なわけで、それは、そこに「美」や「真理」が
含まれているからだろうと思います。そこには「絶対」があるんだと思うんです。
せっかくこの世に生を受けたんだから、それらの作品にとことん触れたいな、と。
恵まれたことに、私たちは図書館で古典文学作品に出合うことができるし、
青空文庫では過去の名作がとことん読めます(ボランティアの方々に本当に感謝!)
ただね、本を読むのって、エネルギーが必要なんですよね。映画もそう。
老後の楽しみに取っとく、なんて言っても、いざ老後になったとき、
本を読んだり古典を楽しむエネルギーは、なかなか残っていないと思われます。
私が好きなこと、それは、
「あー、世界は美しい、人間は尊い、生きるって素晴らしい」って感じること。
FIREしたら、エネルギーのあるうちに、古典文学をとことん読みたいと思います。
いまさら文学青年? いまさら第二の青春?
いいんです。だって、人生すべてが実験ですから。
All life is an experiment. ではまた。