2024年、45歳になった私は、資産1億円を達成し、同時に、
「中年の危機」に突入しました(← あくまで自己診断ですが)
Wiki曰く「中年の危機」とは、
中年期特有の心理的危機、また中高年が陥る鬱病や不安障害のことをいう。ミッドライフ・クライシス(Midlife crisis)の訳語であり、ミドルエイジ・クライシス(Middle age crisis)とも表記される。
ある統計によると、40~50代の8割の人が経験するらしいです。
「中年の危機」に陥る要因は、一般的に下記が挙げられます。
・加齢による身体能力の衰え: 加齢による身体の異常、体力や性機能の低下
・家族ライフサイクルの変化: 子離れや親の介護、家族内役割の変化
・職場での変化: 管理職としての仕事のプレッシャー、出世や能力の限界、挫折体験
総じて言うと、人生前半期までは獲得的・上昇的変化であったものが、「中年の危機」をきっかけに喪失・下降的変化として体験される特質があるようです。
まさに人生の折り返し地点に到達したという感じがします。
私の場合、「中年の危機」に陥った要因はざっくりと、
・体の病気(ここ3年の間に2回の手術)
・生活環境の変化(海外含む引っ越しなど)
・昇進とセットで過度な業務ストレス
こうした変化に、心身が追いつかず、適応障害→中年の危機に突入、という具合です。
うーむ、辛い。どうしたもんか。どうしたら、この危機を突破できるか?
答えは「自分らしく生きる道を見つけ出して、前に進む」しかないんでしょうね。
つまり、自分で探して自分で見つける「自分の納得感」。
30代後半ぐらいから、人生の後半は会社員ではない違う生き方をしたいなぁと感じ、興味のあることにはトコトン手を出して、第二の人生の「芽」を探ってきました。
ところが、面白そうな「芽」を見つけても、
・それって稼げるの?(お金への執着)
・いまさらそんな始めてどうするの?(社会的立場や他人の目への執着)
・仕事で忙しくて時間がとれない!(という言い訳)
といった具合で、深追いできずに中途半端で不安全燃焼。
その反動なのか、オフは遊びの予定で埋め尽くして、なんとか仕事とのバランスを取ってやり過ごすという抑うつ的な状態が、ここ数年の間、続いた気がします。
現在「中年の危機」真っ最中で、精神的にしんどかったりするんですが、「中年の危機」に陥ったからこそ、ようやく、後半の人生に対して真正面から向き合うようになれたんじゃないか、とも思います。
FIREはあくまで、人生の後半をいかに豊かに過ごすかの手段のひとつ。
人生の後半をより豊かに過ごすために、まずは「中年の危機」にじっくりと取り組み、
自分が納得する選択をしたいと思います。なんたって、人生すべてが実験ですから。
All life is an experiment. ではまた。