Financial Independence 経済的自立 &
Retire Early 早期退職
文字どおり、経済的自立を獲得して、早期退職しよう!というムーブメントです。
私、ここ数年ずっとFIREを意識し、FIREを目指しているわけですが、
一方で、FIREというコトバにちょっとした違和感を感じていました。
今日は、その違和感を言語化し、かつ、FIREに代わるコトバを考えてみました。
FIREというコトバに対する違和感
まずは、私の感じる違和感を言語化してみます。
① 「退職」への違和感
言ってることはよくわかるんですが、私が本当に「退職」を望んでいるのか?
というと、素直にYESと言い切れないところが残っています。
仕事を通した自己表現やコミュニティ参加など、いい面も捨てきれないからです。
自分としては、もう絶対仕事はしない!と肩ひじ張ることなく、もっとゆる~く、
一時的 もしくは 数年間、仕事をしない状態 or どこにも属しない状態を経験して、
人生の奥深さ や 社会や人間の幅広さ を味わいたい、という感じなんです。
「退職」には、FIREしたらもう仕事できないよ、という圧を感じてしまいます。
② 派生語が生まれる違和感
FIREを軸に、セミFIRE・サイドFIRE・バリスタFIREといった派生語が生まれています。
これは、人によっていろんなFIREの形があっていいよということだと思うのですが、
一方で、純粋なFIREこそが100点満点であり、派生形FIREは未達成な状態なんだよ、
と決めつけられている感じもします。
③ ふぞろいな品詞への違和感
Fは形容詞、Iは名詞、Rは動詞、Eは副詞。そろってないんです。
言語好きな私としては、この状態、気持ち悪いんです。せっかくなら合わせたい。
FIREに代わるコトバを考えてみる
そこで、上記の違和感を解消するいいコトバがないか考えてみた結果、
思い付きました!こちらです!
Financial Independence 経済的自立/自律 &
Flexible Action 柔軟な行動
そう、 FIFA です。
F 形容詞、I 名詞、 F 形容詞、A 名詞ということで、無事に品詞がそろいました!笑
では、FI と FA をそれぞれ、私のコトバで再定義します。
Financial Independence: 金銭面において「自立」&「自律」できている状態
金銭面において「自立」することで、仕事を選ぶ基準が、
MUST>CAN>WANT から WANT>CAN>MUST にシフトできている状態。
また、金銭面において「自律」することで、金銭による消費と、身の丈にあった
ミニマルで心地よい生活の、バランスがとれている状態。
Flexible Action: 好奇心に基づいて、自分の行動を「柔軟に」決定できている状態
経済的自立/自律をベースに、自己の好奇心に基づく選択肢 と 自己決定権を
獲得している状態です。自分軸での好奇心が優先順位となりますので、
仕事をやってもいいしやらなくてもいいし、やってみて違うなと思えば
途中で止めてもいいです。自分の好奇心に従って素直に選択し続ける状態であり、
「~ねばならない」や「~べき」なしに、自分の行動を柔軟に選択・決定します。
名詞 Action の 動詞 Act には、「行動する」という意味だけでなく、
「役割を果たす」という意味もあります。社会にインクルージョンされて、
その人なりの役割を果たす、という意味も込めて、Action というコトバを選びました。
難点あり
FIFA。FA (Flexible Action) は、すべての違和感をクリアしました。
が、問題はキャッチ―さに欠けるところでしょうか。
FIRE: 退職=解雇という意味の関連性もあるうえ、燃えてる感も素敵です。一方で、
FIFA: え?国際サッカー連盟ですか?だし、フィファって発音しにくくて微妙です。
うーん、流行語大賞は難しいか?!
今日のまとめ
FIFA、いいと思うんですけどねーーー、どうでしょうか?笑
私にとっては、FIREよりもFIFAの方が、自分が目指す姿を表現したコトバとして
しっくりきます。ということで、今後も目指せ「FIFA」で行きたいと思います。
だって、人生すべてが実験ですから。
All life is an experiment. ではまた。