人生すべてが実験ですから

会社員歴20年、年齢40代、資産1億円。FIREという人生実験の記録です。

FIREをいかに決断するか

人生いろいろ、FIREを選ぶ人も選ばない人も。

FIREを選ぶ人は、果たしてどのようにしてその決断に至るのでしょうか?

FIREとは?

FIREとは、①経済的自立(Financial Independence)を獲得した、②早期退職者(Retire Early) と定義されています。

図にするとこんなイメージでしょうか。

一般的なFIRE達成者のイメージは、若いときから日々の支出を極力減らして、給与を運用に回すことで資産を築き上げ、社畜卒業!と退職する40代~50代の会社員ですね。

どのようにしてFIREを決断するのか?

具体的な疑問は、①経済的自立(Financial Independence)の金額と、②早期退職(Retire Early)のタイミングだと思います。

私の場合、次の基準でFIREを決断しました(まだ実行できてないですが(^^;

みなさんのご参考になれば幸いです。

① 金額:経済的自立はいくらあれば獲得できるのか?

私の答えは「心理的安心を確保できる金額」です。

これはそれぞれの価値観とライフスタイルによりますので、1千万円でOK!という人もいれば、10億円あっても足りないという人もいるでしょう。

私にとって、その額は1億円でした。1億円あればなんとかなるでしょう、と。

もちろん正解はわかりませんが、FIRE達成者の体験談と資産シミュレーションにより、1億円という金額はビビりの私でもそれなりの安心感を得ることができる金額でした。

よって、1億円を定量的基準として設定し、それを目標に資産形成に励んでいます。

② タイミング:早期退職をいつどのように決断するのか?

私の答えは「会社員としての仕事に対して、やり切ったと感じるタイミング」です。これは、数字でスパッと切れる定量的基準ではないので、判断がなかなか難しいです。

会社員としての仕事を「ああ、やり切ったな!」とどこまで思えるか。もちろん、どこまでいっても未練は残ると思うんです。でも、やり切った感が未練を増すタイミング、それが次のステージへ踏み切るべきタイミングなんだと思います。

現時点の私は、20年の会社員生活で酸いも甘いも経験させてもらった結果、やり切った感の方が未練を上回る状態まで到達したと思っています。

今日のまとめ

以上をまとめると、私のFIRE決断の基準は以下のように整理できます。

新卒で会社員になったときと比べて、保有資産に対する心理的安心感は徐々に増加し、一方で、会社員としての仕事に対するやり切った感もある、という状態です。

20年という長い年月を経て、ここにたどり着いたわけですね。

さて、あとは実行あるのみなんですが、まだ体制が不十分であり、タイミングをうかがっているというのが現状です。

一度しかない人生。時間の有限性を感じる40代。次のステージへの実行タイミングはいつになるのか?自分でもわかりませんが、邁進するのみ!だって、人生すべてが実験ですから。

All life is an experiment. ではまた。

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