人生すべてが実験ですから

会社員歴20年、年齢40代、資産1億円。FIREという人生実験の記録です。

FIREしたらどこに住むか問題

「どこに住むか」は、サステナブルなFIRE生活のためにとても重要で、慎重に計画する必要があります。

なぜならFIRE後の生活は、FIRE前に比べて・・・

  • 固定費は安ければ安いほどいいから(これは自明です)
  • 自由な時間が増えるから(住む場所とやりたいことには密接な関係あり※)
  • 家にいる時間が長くなるから(インドアでやりたいこと多いです※)

(※FIRE後にやりたいことはまた別の機会に整理します)

ということで、どこに住むか、考えてみました。

どう選ぶか

物件を選択するにあたっては、具体的で詳細な条件を詰めていく必要があります。

カテゴリーに分けて、ブレークダウンしていきましょう。

お金

サステナブルなFIRE生活のため、お金を最優先し、賃貸で家賃10万円以下とします。

現在、私は都心の賃貸マンションに暮らしています。家やマンションやクルマなど、高額の固定資産はなるべく持たないようにして生活してきました。理由は、身軽に生きたいから。なので、FIRE後も賃貸を選びます。家賃を10万円以下に設定した理由は、生活費シミュレーションの結果、10万円以下ならいけると判断したからです。

地域/場所

どの地域/どんな場所に住むか。これが最も悩ましいです。

住めば都とは言いますが、それは結果論。目的はFIREすることではなく、FIREしたあとに自分の望む生活を実現することです。そのためには、FIRE後にどんな生活を送りたいかを具体的にイメージして、それを実現できる地域・場所を選択するのがいいですね。

私の場合、考慮する要素として、都心へのアクセス、公共施設へのアクセス、自然へのアクセス、街の雰囲気が挙げられます。順に考えていきます。

● 都心へのアクセス

田舎でのんびり生活するというのも考えましたが、私は都会での生活を気に入っています。都会にはカルチャーがあり、人との出会いがあるからです。というと格好いいのですが、単に都会生活に未練があるというだけかもしれません。なんにしろ、FIRE後もしばらくは都心へ気楽にアクセスできる場所に住みたいと思います。よって、駅近10分以内、都心まで40分以内とします。そうすると、都心の大抵の場所は1時間ほどで行けることになります。

● 自然へのアクセス

日々の散歩は自然が多いコースがいいですよね。街中の散歩も楽しいんですが、川があったり、緑が多い公園だったり、季節を感じられる自然の多い場所を散歩するのがやはりいいです。あと、畑での野菜育ては続けたいので、市民農園やシェア畑にアクセスできる地域が望ましいなと思っています。

と、ここまで書いて思い出した一冊があるので、紹介します。森永卓郎さん、以前はなんだか怪しいおじさんだなぁと思っていましたが、著書を読み独自の考え方と実践を知り、密かに尊敬するようになりました。森永さんは都心まで1.5時間の「トカイナカ」所沢市に住んで、借りた畑で農業をしつつ都会に出稼ぎに出るというライフスタイルを実践しています。現在、がん闘病中であることを公表し、それでも発信を続ける森永さん。回復を祈りばかりです。

● 公共施設へのアクセス

FIREしたあと、私は公共施設を使いまくるつもりです。具体的には、図書館とスポーツセンターのジムやプール。頻繁に通うことになるので、質のいい公共施設にアクセスできる場所が望ましいなと思っています。

● 街の雰囲気

街の面白さは、多種多様な人が集まることで形成される「雑多感」にあると思っています。家族構成や収入レベルが似た人が集まって形成される新興住宅地のような街には魅力を感じません。なので、治安や清潔感よりも、雑多感・下町感がある場所を望んでいます。

部屋/設備

FIREを機に不要なモノを処分して、ミニマルでコンパクトな生活スタイルに切り替えていきたいと思いますので、広さはいまの4分の3程度に抑えようと思います。築年数はあまり気にしません。

FIRE後の生活では家で過ごす時間が増えることを考慮すると、やはり機能性・快適性は追求したいところです。例えば、キッチン周り、空調、シャワートイレ、独立洗面台、など。ただし、ここを求めるとキリがないし、何よりお金がかかります。よって、DIYや代替品で機能性・快適性を向上させる工夫をしていきたいと思います。サステナブルなFIRE生活に繋がると思っています。

なお、機動性確保のために、自転車置き場は必須ですね。

今日のまとめ

さて、だいぶ条件を整理できました。物件探しの基準がかなり明確になった気がしています。

次のステップは、

①整理した条件に基づいて物件をリストアップする

②実際に足を運んで物件を見る → 絞る

③最後は感覚で決める!

こんな感じでしょうかね。いやー、こうして具体的に想像すると、住む場所の変更はすなわちライフスタイルの変更なんですね。不安もありますが、変化を楽しむしかないです。だって、人生すべてが実験ですから。

All life is an experiment. ではまた。

にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(40代)へ